|
図書館で予約していた本。 やっと、読み終わりました。 このお話、ダレン・シャンのシリーズ中で個人的には最も面白かったと思います。 今まで、4、5、6と7、8、9が続き物の三部作といった感じだったので、10、11、12も続くのかと思っていたら、10はこの巻だけで決着がついているようです。 ネタバレにつき、ここから先は反転してお読みください。 ※好き勝手に語っておりますので、あわないなと思ったらお戻りください;; ――その日は、誰かが死ぬ予感がした。 ああ〜。序章にやられました。 一体何が起きているかはわからないけど、すごい臨場感でしかも前回のあの出来事には全く触れずにダレンが新しい冒険をしているさなかにポンと放り込まれる。 ものすごくドキドキしましたvv そして、また第一章で前回の続きから語られる。けど、序章で語られていたエピソードが早く来て欲しくて(なにやらものすごくピンチだし)、ページをめくる手が止まらないのです! 9巻の衝撃が生々しいままで読みましたので、ダレンのつらさが痛いほどわかりました。 クレプスリーのいない空白。 すごく悲しくて悲しみにおぼれてしまいそうなのに、泣けないつらさ。 クレプスリーのいない空白を心で認めるまで、彼は泣く事ができなかった。 トラスカがダレンにかけてくれた言葉が、すごく温かくて、わたしまで泣きそうになってました(最近、ホントに涙腺ゆるい;;) 虚ろな瞳。希望の光の見えない瞳。そんな目をしてたら後に戻ることも前に進むこともできない。 ダレンはしばられていたんですね。クレプスリーの最後の言葉に。 憎しみに身をゆだねてはならない。 けれど、憎しみでも狂気でも生きる目的がなくなっているよりはマシです。 抜け殻のような彼は見ていてすごくつらかった。 心の底で彼の死を認めて、目をそらさずに向き合って初めて彼は泣く事ができた。 そして、友達の存在。 今回の話のハイライトはハーキャットですね。 ハーキャットってこんなに楽天家でしたっけ?(笑) 悪い方に悪い方に考えようとするダレンを、のらりくらりと引っ張っていましたよね。 クレプスリーの不在は確かに痛いけれど、私はハーキャットの存在ですごく救われた気分になったのでした。ハーキャット、好きです〜v ハーキャットの正体…。 実は、外しました(笑) ん〜。深読みしすぎてたかもですね。 ちなみにブラックパンサーの暗号はあえて解こうとしないで読みました。 まだ、何かありそげには見えていましたし、そんな単純ではないだろうな〜と思ってはいたのですが。 だって、主人公たちが解けていないものを、わざわざ読み解いて先の驚きを減らすのもなんだし(笑) でも、言葉遊びを解いて優越感に浸る読み方も悪くないですよね。今度はそっちでやってみよう(また、別の作品で別の機会に) カーダ・スモルト。 本当は、このお話はうやむやになってしまったカーダのための物語だったのかもしれません。 カーダについては、好きでも嫌いでもなかったのです。 だって、私はガブナー・パールが大好きだったので、どんな理由があってもカーダの裏切りは許されるものではないしどんな理由があってもそんなまねはするべきじゃなかったと思っています(カーダのファンの方には、すみません;;) 友を殺すという行為も厭わないほどに、彼の決意は固かった。だからといって許される事ではないと思うけど、彼の心の強さはもっと別のところを見ていたのでしょうね。 だから、ただ嫌うのはやめにしました。好きにもなれないけど。だって、やっぱり大勢の仲間を助けるために一人の命を犠牲にするのはやって欲しくなかったと思うのです(やっぱり、カーダに対して辛口ですね。私;;) ただ、このお話でカーダはガブナーに対してすまなかったと謝ってくれました。 彼は彼の信念を持ってそれを起こした。 彼の口からガブナーのことやそういった一切の事を聞く機会があって、私はカーダをようやく理解する事が出来たような気がします。 ハーキャットとカーダ。 どちらが残るべきか…。 ミスター・タイニーもなんという選択をさせるのでしょう(汗) 本音を申し上げれば、私はハーキャットに生きていて欲しいと切実に願いました(本気でカーダファンの皆さんすみません〜;;) でも、同じ人なんですよね。 人格は違ってもどこか二人には共通する部分もあると思えました。 カーダはバンパイア一族を裏切っても貫きたい仲間を守りたいという固い信念があった。 ハーキャットはすべてを投げ出しても友(ダレン)を守ろうという固い信念があった。そして、それはカーダとは違い、決して裏切りを行わないというかたい決意があった。 共通しているけれど、微妙に違う二人。 そして、選ぶのはカーダ。 彼は自分は精一杯生きたから、残りの生をハーキャットにくれました。 カーダは本当に潔い人だったのですね。 この人は本当に後悔していないんだなと……。 ならば、ガブナーの死も無駄ではなかったのかもしれない。あの時の「どうして?」という気持ちは私の中でやりきれない物を残したままだったので、このカーダのエピソードがそれをきれいにとはいえずとも埋めてくれました。 ……でも、やっぱりガブナーのほうが好きでしたけど(ごめん。カーダ) ミスター・トールが言ってくれましたよね。 もし、カーダのほうがこの世に残ったとしたら、ハーキャットの記憶は永久に失われる。 カーダは自分が消えてハーキャットを残すことで自分とハーキャットの二つをこの世に残したのだと。 ハーキャットは好きです。 でも、自分が誰かをわかったハーキャットは、どこか以前のハーキャットとは感じが違うような気がしました。 きっと、自分の過去を認識したことで、誰なのかわからない不安定な状態を抜け出たからだと思うんですけど…。 ミスター・タイニーの謎がものすごく深まりましたね。 時間を過去と現在、未来を移動…? そして、人の運命に介入する力を持つ。 エバンナもミスター・トールも何か知っているのに教えてくれないし。 人の運命を手のひらでもてあそんで高みの見物って構図はものすごくムカつくんですけど(爆) 残り二巻ですね。 図書館で予約しておいたから、そろそろ読めると思うのですが。 く〜。待ちきれない(><) やっぱり、今日も調子悪いです;; おなかの調子が……。 他はなんともない。痛いっていうんじゃなくて、なんか重い。むやむやもやもやとした感じですっきりしないんですよ;; 風邪……かなぁ。 よくわからんけど、明日はお休みなのでさっさと休ませていただきます(だったら、本の感想なんかだらだらと書くなという話ですよね/苦笑) では〜。 ダレン・シャン 10 精霊の湖
|
| << 前記事(2005/01/25) | ブログのトップへ | 後記事(2005/01/26) >> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
私は、金髪と瞳が青ってだけでカーダは大好きで〜す。LOVE |
タラリラ 2010/02/11 12:18 |
>タラリラさん |
綾里 未優 2010/02/11 13:02 |
すごい分かります!! |
hati 2011/11/01 13:51 |
| << 前記事(2005/01/25) | ブログのトップへ | 後記事(2005/01/26) >> |