BSで放送されていたので軽い気持ちで観始めたのですが、いつの間にかストーリーにのめりこんでいて目が離せなくなりました。
今まで、香港映画というと派手なアクションと単純なストーリーを何も考えずに観られる娯楽大作なのだと思っていました。 それがどんなに偏見でステレオタイプなイメージだったかに気づかされました。 マフィアと警察でお互いに内通者を潜り込ませ、その息詰まるような心理戦と駆け引き。 その中で長く自分とは異質な中で暮らし、少しずつ心が変わっていく。 最終的にどう決断を下すのかそれぞれの判断が面白いです。 シーンの一つ一つも無駄がなく、ちょいネタバレになってしまうかもしれませんが; ビルの上から人が降って来て、自動車の上に投げ出される衝撃的なシーン。 死体が大写しのアップでかなり衝撃的です。 それを目撃するヤンの表情がなんともいえなくて。 そのバックに流れる曲がすごくロマンチックな感じで、曲だけ聞くと恋愛映画と間違えそうです。 そのミスマッチな曲が逆にすごいなと思いまして。 ただ、その中でセピアの情景でよみがえる過去。その二人の関係を想像するだけの余地がたくさんあって、どんな気持ちがあったんでしょう。 上司と部下だけではなく、どこか父と子のようでもあり、師と弟子のようでも。 表情や仕草でいろんなものを感じられる映画。 どことなく、仏教の思想なども絡められていて、死んだ方よりもこれからを生きていく方が無限の苦しみを味わっていく。 今日と明日も続きというか続編をやるみたいです。 観れたら、観たいですね。 これをハリウッドでリメイクしたのが『ディパーテッド』なんですね。 ん〜。観ようと思ってたんだけど、オリジナルを観てしまったからどうなんだろう。 面白いのかな。 インファナル・アフェア
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