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久しぶりに本の感想いきます。 荻原規子さんの新作です。 物語への最初の吸引力がすごいです。 あれよあれよという間に一日で全部読んでしまいました。
真っ先に突っ込み入れたいのが『下僕として』ってヤツでしょうか。 下僕……下僕…どんな話だろうと笑いをこらえながらページをめくります。 まず、真面目な感想から行きましょうか(最初に変な書き出ししといてなんですが;;) 泉水子はすごく昭和の匂いを感じる子です(いい意味で) なんだろう。しめ縄みたいに長く伸ばした髪をおさげにしていて、赤ふちのメガネ。 神社にいるせいもあるかもしれないけど、垢抜けない。 イマドキの普通の女の子になりたいと思いながら、どこか浮いている存在。 自分に自信がなくて、おどおどして一歩間違えるといじめられっ子になりかねない。 でもね。引っ込み思案だとか本人が思っているように内気だとは私には思えませんでした。 東京の学校に行きなさいと薦められた時に初めは口ごもって曖昧な返事を返しますが、彼女は即座に嫌だと反論しています。 自分の意見をちゃんと言っているのです。 引っ込み思案で内気な人間がはっきりと自分の意見を言うことはないんじゃないかと私は思います。 だから、泉水子は決して内気などではない。 彼女は荻原作品のヒロインに必要なしっかりとした自分の意思と運命を自分で切り開いていく力を最初から持っています。 ただ、本人は気づいていなくて、自分の事を引っ込み思案で内気で気が弱い性質だと思い込んでいるようです。 彼女はまだ磨かれていない原石。これから光り輝く宝石……。 彼女自身が気づいていない原石が確かにラストで見えるのですから!! たぶん、本人は気づいていない。でも、深行くんは確かに気づいたと思うですね。 ていうか、はばたきますよね。彼女。今後に期待〜(ウキウキ) ただ、最先端の機械は使いこなせなくて全部壊すとかはすごいですね;; パソコンもフリーズ。携帯電話も使用不能…。 券売機もダメ…。 彼女、全自動洗濯機はOKなんでしょうか。 昭和のレベルだったら二層式洗濯機のダイヤルで回すやつじゃないと無理じゃない?とか(爆) そして、魅力的な脇役たちよ♪ 初めに心奪われたのは雪政さん♪ 彼はきっと美青年〜。 でも、絶対に腹の底に黒光りする物がありますね(ニヤリ) 一癖も二癖もありそうな人物は大好きですぞ。 ヘリでいきなりな派手な登場シーン。なんか、すごく非常識なのに、目を奪われてしまうのは荻原さんの描写力なのか、この人の魅力のせいなのか。 物語もこの人が登場する辺りから激しくのめりこんでいきました。 でも、さらにやられたのは息子の深行くんですね。 たぶん、子供の時のあだ名は女の子みたいに「みゆきちゃん」だと思います(そりゃ、ケンカにもなるわな…) 第一印象、無口、無愛想、ぶっきらぼう? おお。三拍子そろっていますね(笑) そして、その後の貼り付けられた表の仮面にやられました(裏表ある人、大好きです!!) うっわ。地は無愛想でぶっきらぼうなのに、大人とか目上の人とかには表の仮面をつけて優等生演じちゃうんだ! なのに、すっごく大人びているかと思いきや父親には敵意むき出しで、なのに絶対に勝てないとわかっていたり、そして大人っぽく世渡り上手に見えるけど、実は人間できてない(ボロが出ると欠点だらけ) 何!?この人、私のツボなんですけど(笑) 泉水子とは最初、対立しちゃってて…。泉水子も初めは大嫌いだと思ってて。 大嫌いから始まる恋?ますますツボ……(逝け) それから、それから、東京の修学旅行での手つなぎシーン!(日記でも叫びましたけれども) 男は背中で語る並に手のひらで語っちゃっているなんて! この頃から、泉水子との距離とわだかまりが急速に近づいて行ったですよね。 で、物語的な急展開は和宮くんですね。 まさか、まさか、そうきたか!!と、全力で叫びたい>< やられた!やられましたよ>< でも、あの時の泉水子ちゃんがすごく凛としてかっこよかったです。 彼女が大きく花開いた瞬間。はばたいた!はばたきましたよこの子!と、思ったのです。 これが、荻原さんの描くヒロインのかっこよくて素敵なところなんですよね。 そして、いつの間にか守るはずだった子に守られている深行くん。 相手の強さをはかって自分の限界を潔く認める。それが、深行くんの頭のいいところであり、冷静に自分の力量をよくわかっているということでしょう。 でもね。あえて言いたい。 普段かっこいいくせに、なんでいざという時に君はヘタレなんだ!!? でも、そんな君が大好きです。 普段はみそっかすでおどおどしていて自分に自信がもてないけど、いざというときは強くなれる泉水子。 普段は冷静で楽観的でどんなことにも一人で対処できて大人びているけど、いざという時は……な深行。 いいんじゃないかなvこの二人(結局、そういう結論に) でも、彼、最初は嫌がっていたはずなのに最終的に自分の意思で……下僕決定(え) って言ってしまってよいのかしら(爆) ダメだ。初めは真面目に始めたのに、途中で(特に深行くんを語る上で)真面目ではいられなくなりました;; で、続きがとてもとても気になるです! 結局、今回は登場しなかった紫子さんとか。 わりと、鍵をにぎっているんじゃないかと思われる大成さんとか(てか、大成さんったら、アメリカに行っても普段着が和服ですって?それもまたツボ過ぎて悶えるわ) そして、相楽親子の親子対決(?)の行方は!!とか。 泉水子と深行くんの行く末……とか。 RDG レッドデータガール はじめてのお使い (カドカワ銀のさじシリーズ) 角川グループパブリッシング 荻原 規子 ユーザレビュー: 久々の荻原さん面白か ... 熊野古道の玉倉山の上 ... お使い最後まで読んで ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ |
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以前うちのブログの「ことばおじさん」の記事にコメント頂きありがとうございました(*゚ー゚) |
Gecko 2008/07/09 13:43 |
>Geckoさん |
未優@管理人 2008/07/10 12:26 |
絵本を集めてる大人の人もいますし、人それぞれ自分の趣味に合った本を読むのが自然な生き方のような気がします。 |
Gecko URL 2008/07/17 00:12 |
>Geckoさん |
未優@管理人 2008/07/17 12:37 |
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